御殿山第一砲台:兵舎

Battery Gotenyama No.1 : Shelters (Barracks)


↑ 露天空間から見た掩蔽部(兵舎)と暗路
 柱は山頂駐車場を支えるためのもの。柱の左側に見えるのが掩蔽部(兵舎)。

 


↑ 露天空間から見た掩蔽部(兵舎)
 兵舎の手前側はもともと露天空間だったが、上部に設けられた山頂駐車場で蓋がされてしまったので、真っ暗となっている。

 


↑ 露天空間から見た掩蔽部(左が将校室、右が兵舎)
 指揮官である「将校」と、その他の兵員という分け方で、寝泊まりする部屋を分けていたようである。「将校」とは、少尉以上の階級の軍人を指し、函館要塞砲兵大隊の場合は、大隊長(中佐)、副官(大尉)、軍医(三等軍医)、主計(三等主計)、中隊長(大尉)、小隊長(中尉及び少尉)が該当する。なお、各砲台の砲台長は一般的に中隊長が務める。
 左側に見える将校室は現在、窓が塞がれ、新しく金属製の扉がつけられているため、内部を確認することはできない。


↑ 掩蔽部(兵舎)の内部
 露天空間側の入口から撮影。天井に巨大な換気口が3つ設けられている。


↑ 掩蔽部(兵舎)の露天空間側出口


↑ 掩蔽部(兵舎)の暗路側右出口


↑ 掩蔽部(兵舎)の内部


↑ 掩蔽部(兵舎)の暗路側左出口


↑ 掩蔽部(兵舎)の内部


↑ 掩蔽部(兵舎)の内部


↑ 掩蔽部(兵舎)の天井に設けられた換気口
 現在は塞がれている。