千畳敷砲台:棲息掩蔽部(兵舎)

Battery Senjojiki : Barracks


↑ 第三砲座の南側にある下り坂の通路
 崩れそうになっている擁壁の先に、かつて5連の棲息掩蔽部(兵舎)があったはずだが・・・。

 


↑ 爆破される前の棲息掩蔽部(兵舎)

 

 Coast defense guns. Report No. 106l, USSBS Index Section 2 (文書名:Records of the U.S. Strategic Bombing Survey ; Entry 41, Pacific Survey Reports and Supporting Records 1928-1947 = 米国戦略爆撃調査団文書 ; 太平洋地域調査報告書及び作成用資料) (シリーズ名: Evaluation of Photographic Intelligence in the Japanese Homeland, Part IX, Artillery)
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/8822446/1/56
◇情報提供:「青森空襲を記録する会」の中村和彦様
 情報提供ありがとうございました。

 


↑ 5連中、右から1番目の棲息掩蔽部

 


↑ 右から1番目の棲息掩蔽部の内部

 


↑↓ 棲息掩蔽部の前から見た砲座側(北側)
 通路の擁壁が傾斜し、ひび割れており、いつ崩壊してもおかしくない状況となっている。

 


↑ 5連中、右から2番目の棲息掩蔽部
 コンクリートアーチの一部が確認できるが、内部を見ることはできない。

 


↑↓ 5連中、右から3番目の棲息掩蔽部
 コンクリートアーチの内側(天井部分)に、かつてレンガの壁があった痕跡がうっすらと残る。そのレンガの壁をすべて吹き飛ばすほどの衝撃で爆破されたため、左隣(右から4番目)の棲息掩蔽部は完全に潰され、土砂に埋もれて確認することすらできない。

 

 


↑ 5連中、最も左側の棲息掩蔽部
 コンクリートアーチの一部が確認できるが、完全に崩壊している。