千畳敷砲台:第一砲座~右翼観測所

Battery Senjojiki : Gun Emplacement No.1 & Right Observation Post


↑ 28cm榴弾砲用の第一砲座

 


↑ 第一砲座
 砲座の左側(南側)にあった地下砲側庫は爆破され、埋められているため、確認できない。

 


↑ 第一砲座の右側(北側)
 右翼観測所へ上る階段と、附属室が見える。


↑ 附属室と右翼観測所への階段

 


↑ 附属室の内部
 幅4m × 奥行4m
 奥の左側には第一砲座の胸墻(きょうしょう)まで、奥の右側には右翼観測所まで、電話線を通すための土管が設けられている。
※『垂直基線式測遠機設置要領』(明治31年11月)によると、各砲台の観測所には必ず4ないし5メートル平方の附属室を必要とするとされており、附属室の内壁面から最も近い砲床に電話線用の土管を埋めておかなければならず、観測所と附属室との間にも、同様に電話線用の土管を通しておくか、通信用円孔で代用することになっていた。
 なお、千畳敷砲台の左翼観測所のように、附属室の設置が難しい場合は、観測所入口の側壁内に1メートル以上の小窖室を設置することになっていた。


↑ 右翼観測所へ上る階段

 


↑↓ 右翼観測所の上部

 


↑ 右翼観測所から見た砲座側(南側)

 


↑ 右翼観測所から見た階段

 


↑ 階段を下りた所


↑↓ 右翼観測所側から見下ろした第一砲座