千畳敷砲台:左翼観測所

Battery Senjojiki : Left Observation Post


↑ 左翼観測所
 臼砲砲座の近くに位置するが、この観測所は28cm榴弾砲用の観測所である。

 


↑↓ 左翼観測所(春・夏)
 標高297m地点にあるので、霧がかかると海面(敵艦)が見えなくなる。これを補うために、立待低地観測所や穴澗低地観測所が設けられた。

 

 


↑ 終戦直後の左翼観測所
 装甲掩蓋の形状がはっきりと確認できる。

 

 Coast defense guns. Report No. 106l, USSBS Index Section 2 (文書名:Records of the U.S. Strategic Bombing Survey ; Entry 41, Pacific Survey Reports and Supporting Records 1928-1947 = 米国戦略爆撃調査団文書 ; 太平洋地域調査報告書及び作成用資料) (シリーズ名: Evaluation of Photographic Intelligence in the Japanese Homeland, Part IX, Artillery)
 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/8822446/1/57
◇情報提供:「青森空襲を記録する会」の中村和彦様
 情報提供ありがとうございました。


↑ 左翼観測所の小窖室(電話室)の出入口

 


↑ 出入口から見た小窖室(電話室)の内部

 


↑↓ 小窖室(電話室)の内部
 左右の壁面に、電話台が設けられている。上部の丸穴は、観測所との連絡に用いた「通信用円孔」と思われる。

 


↑↓ 左翼観測所の上部

 

 


↑ 左翼観測所からの眺め